PX200BME
2005年の旅日記に頻繁に使った車両です。現在販売されてるフロントディスクブレーキのFL2の二世代前のモデルです。最近は足つきの良いFLのシートに替えてます。

メーカー発表諸元では全長1760mm,全幅695mm,重量105kgとべスパの中では最大級ですし、50S等に比べると一回り以上大きく感じます。押し歩き、スタンド掛け、降ろし等も今の日本製バイクみたいに親切に造ってませんので、そんなに楽ではありません。しかし一度走り出せば、その大きさからくる安定度はスモールべスパに比べて安心感があります。フロントサスも腰がありますのでフロントブレーキ使用時の不安定さはあまりありません(あくまでべスパの中ではです)。重量級だからこそセルモーター装備はありがたく感じることでしょう。また2サイクルオイルは自動混合ですし、燃料計も装備してますので、簡単に言ってしまえばマニュアルミッションの他は日本製スクーターに近い感覚で乗る事ができるかと・・・ミッションの入りも良いし、クラッチも軽い方なので乗りやすいのですが、それなりの体格があったほうが良いと思います。小柄な女性にはどうだろうか?といったとこです。日本製バイクに比べると数字以上に大きく感じると思います。スクーター本来の気軽な足という範囲のギリギリかな?私は近所へのお使いなんかには使わずに比較的長距離の旅日記で使用する事が多い車両です。燃費はマニュアル故に通勤のみやツーリングのみ等の使用条件で大幅に変わりますのであくまで参考までに、旅日記で二人乗りだと平均して35km/Lといったとこ、最高速度は110kmという発表ですが90kmを超えてくるとべスパ特有のフロントの接地感の無さが怖いので私は出しません。
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