Ciao and TOMOS

チャオとトモス、この二台よく比較されますし、どちらがいいか迷う方も多いと思います。
しかしこの二台似てるようで、その性格は全く違いますよね。それでその辺のガイドになればと思います。まずはチャオ。自転車バイクという個性が強いモノです。サスはフロントに申し訳程度。リヤはリジッド、つまり無しな訳で乗り心地は自転車にかなり近いです。ライトも6Vなので暗いです、走りは旅日記にも書いてますが、急な坂道での発進等では人力アシストがあった方が良いでしょうが、町乗りに使うには必要十分な力はありますよ。しかもシンプルな構造なので故障が少ないというより、故障するようなモノがあまり付いてない!重量もトモスに比べて10キロ位軽いし、写真の旧型では椅子も低いので女性の方にも簡単に取り回せるとおもいます。またベルトドライブでフルカバーされてますので。トモスに比べて静かで上品?服も汚れにくいですよ。モペッド、自転車バイクというジャンルで考えるとかなり良く出来たモノだとおもいます。
そしてトモス、コチラは現在の日本仕様がペダル付きだからチャオと同じように見られるだけで、実際初期輸入版はペダル無しのステップタイプでしたね。前後にサスが有り、ライトも12Vで明るく、自動二段変速なので坂道も大丈夫。ペダルを漕いで助太刀する必要はありません。ですからトモスは普通に50ccのバイクの中で考えてもらってもいいくらいの性能を持ってます。チャオと比べるのは少し違うかな?トモスはチャオに比べて少し大柄です。またメッキパーツを多用してますが、あまりメッキが良くなく、雨ざらしにするとすぐにサビが出てきます(それも味ですが)チェーンドライブなのでチャオに比べて少しだけ汚れやすいかな?
とにかく原付バイクとしての走りを重視される方はトモス。
自転車バイクという乗り物自体にこだわりが有る方はチャオかなと。まあ実際にはホトンドの方が性能面等よりも外観の好みで決められてるようですが。
燃費に関しては若干チャオのほうが良いようです。しかしその分タンクが小さいので満タン時の航続距離はどちらも同じくらいですよ。

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